泌尿器科

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【重要】リプロダクションルーム拡張工事に伴う一時休止のお知らせ
2020.06.25
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臨床研究のお知らせ:精索静脈瘤を伴う男性不妊患者に対する手術療法における精液検査改善予測因子の検討
2020.05.18
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臨床研究のお知らせ:アンドロロジー領域における患者の臨床データ集積に関する研究
2020.04.10
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新型コロナウイルスに関する産婦人科、不妊治療、小児科関連リンク集(抜粋)
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男性不妊外来通院中の方への新型コロナウイルス感染症についてのお知らせ
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2017.07.31
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財団広報誌『学園ひろば』夏号で女性不妊外来が特集されました
2017.05.09
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財団広報誌『学園ひろば』春号で男性不妊外来が特集されました
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診療科紹介

当院泌尿器科は常勤3名全員が日本泌尿器学会専門医です。
一般泌尿器外来は小児も含めて泌尿器疾患全般の診療を行っており、排尿症状や尿路感染症、尿路結石などの様々な疾患の患者さんが受診されます。また、泌尿器悪性腫瘍についても、入院・通院を通じで最良の治療を提供できるように筑波大学附属病院とも連携をとっています。
一方で、男性不妊症や女性泌尿器といった専門性の高い分野についても力を入れて取り組んでおり、男性不妊症診療については、日本生殖医学会専門医の山崎医師と専攻医の内田医師の2名体制で、当院産婦人科と連携して診療を行っています。他院からの紹介や県外からご来院する方々もいらっしゃいます。
また、常に更新される診療・治療方法に対する情報を得るため、積極的に学会等に参加し、新しく得た情報を診療に活かすようにしています。筑波大学附属病院腎泌尿器外科とも密に連携をとり、常によりよい医療を提供できるようにしています。

外来診療

一般外来は、月~土の午前中毎日開設しており、月・水は2診体制とし、できるだけ多くの方を診察できるように、木曜午後にも1診開設し、午後に定期通院を希望される方に利用しやすい体制をとっています(外来患者数:延べ14739人(2019年度))。急患に対しても、随時対応できる体制です。
月曜日午後と土曜日午前中に男性不妊専門外来、第2・第4水曜の午後に女性泌尿器専門外来を設けています。
治療も可能な限り外来で施行する体制を整えており、体外衝撃波結石破砕治療や、抗がん剤治療の一部、尿失禁に対する干渉低周波治療等も外来で行っています。

入院診療

入院診療においては医療の標準化及び入院期間の短縮を図る目的でクリニカルパスを導入し運用しています。
外科的治療での入院としては、精索静脈瘤根治術目的の入院が増加しています(入院患者数:延べ1734人(2019年度))。膀胱癌、腎盂尿管癌、腎癌等の悪性腫瘍手術、尿路結石手術や前立腺生検は継続的に入院手術治療、検査入院を行っています。
手術以外での入院としては、尿路感染症の治療、腎盂尿管癌、膀胱癌に対する化学療法、腎臓癌の分子標的薬導入、緩和医療、血尿による尿閉や、外傷による緊急入院、泌尿器科がない施設からの転院にも応じています。特に高齢者施設の増加に伴い、結石による尿路閉塞を原因とする閉塞性腎盂腎炎に対する閉塞性腎盂腎炎に対する緊急尿管ステント留置術の要請も増え、できる限り対応するようにしています。

外来診療表、休診・代診情報

外来診療表
休診・代診情報
日付 時間帯 休・代診 担当医師 代診医師・その他
2021.11.11(木) 午後 休診 山崎医師
2021.11.11(木) 午前 休診 内田医師

全科の休診・代診情報はこちら

主な疾患

当院では、癌、尿路結石、尿路感染症、排尿障害などを含む泌尿器科疾患全般の診療を行っているが、最大の特徴は、専門性の高い分野である男性不妊症及び女性泌尿器科の診療を行っていることです。これらの分野については、専門的診療を行っている施設が少ないため、他院からの紹介で遠方より受診される方もいらっしゃいます。また、前立腺肥大症に代表される排尿障害の方も多く受診されています。

男性不妊症

当科では当院婦人科と連携して男性不妊症診療を行っています。乏精子症(精子の数が少ない)や精子無力症(精子の動きが悪い)に対する薬物療法や精索静脈瘤に対する腹腔鏡下高位/顕微鏡下低位結紮術、閉塞性無精子症に対する精巣内精子回収術(Conventional.TESE)、非閉塞性無精子症に対する顕微鏡下精巣内精子回収術(Microdissection-TESE)などに対応しています。不妊カップルの約半数では男性側にも原因があると言われています。他の施設からご紹介頂く男性不妊症患者はもちろんのこと、そうでない方もパートナーと同時に受診して、精液検査や静脈瘤の有無などをチェックされることをお勧めしています。また精液検査のみご希望の方、不妊以外の精索静脈瘤の症状がある方(陰嚢痛、精巣の萎縮)にも対応しています。

女性泌尿器科

女性泌尿器科で最も多い疾患である骨盤臓器脱と尿失禁は合併していることも多く、両者は密接に関わるため、これらを総合的にとらえて診療する必要があります。骨盤臓器脱は婦人科、尿失禁は泌尿器科でそれぞれ診療をすることが多いのですが、これを総合的にとらえて診療を行うことができるのが女性泌尿器科です。
当院では、完全予約制(再診のみ)の女性泌尿器科専門外来を開設しており、女性医師が一人ひとりに時間をかけて診療を行い、ご本人の希望もふまえて個々の状態に合わせた治療方針(手術療法、薬物療法、行動療法その他)を提案しています。

医師紹介

その他

手術実績
手術名 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
副腎摘除(開腹) 0 0 1 0 0
根治的腎摘除術(開腹) 1 0 0 0 0
根治的腎摘除術(鏡視下) 6 4 7 3 8
腎部分切除術(開腹) 2 2 2 1 0
腎尿管全摘膀胱部分切除術(開腹) 0 0 0 0 0
腎尿管全摘膀胱部分切除術(鏡視下) 2 4 0 5 6
尿管切石術 0 0 0 0 0
経尿道的尿管砕石術(TUL) 14 20 38 48 42
軟性鏡を用いた経尿道的尿管砕石術(fTUL) 4 2 13 9 9
尿管膀胱吻合術 0 0 0 0 0
経尿道的膀胱腫瘍切除(TUR-BT) 50 58 61 34 48
経尿道的電気凝固術 0 0 2 1 1
膀胱全摘除術(開腹) 0 1 3 1 1
膀胱部分切除 1 0 0 0 0
膀胱憩室切除術 0 0 0 0 0
膀胱切石術 0 0 0 0 0
経尿道的膀胱砕石 4 9 12 9 9
前立腺生検(麻酔下) 3 77 106 90 98
根治的前立腺全摘除術(開腹) 5 1 0 1 2
経尿道的前立腺切除(TUR-P) 8 2 0 1 2
経尿道的レーザー前立腺核出術(HoLEP) 7 6 15 9 1
被膜下前立腺摘出術(RPP) 0 0 0 0 0
内尿道切開 1 0 1 1 3
尿道カルンクル・尿道脱 1 1 1 0 0
TVTスリング手術 0 0 0 0 0
TVM手術 0 0 0 0 0
骨盤脱手術その他 0 0 0 0 0
包茎手術 8 9 6 5 7
陰茎癌・陰茎切断術 0 0 0 0 1
鼠径リンパ節郭清 0 0 0 0 1
精巣固定術 1 2 3 1 1
精巣静脈高位結紮(開腹) 0 0 0 0 0
腹腔鏡下精索静脈高位結紮 30 41 21 7 14
精巣静脈低位結紮(顕微鏡下) 12 27 83 91 88
精巣癌・高位精巣摘出術 3 4 1 5 6
精巣摘出術 2 2 8 4 10
精巣内精子採取(TESE) 0 4 6 5 12
精巣内精子採取 顕微(MDTESE) 6 10 7 13 9
精巣生検・精管造影 0 3 5 5
精液瘤切除 0 0 0 0 0
陰嚢水腫根治術(小児・交通性) 0 0 0 0 0
陰嚢水腫根治術(成人・非交通) 4 6 4 7 5
精管切断術(パイプカット) 0 4 3 2 1
精路再建術 1 0 6 2 2
その他 6 7 8 11 5
182 303 421 371 397
ESWL 76 58 56 26 28
検査実績

泌尿器科疾患全般の診療に必要な検査の大半を施行しています。排尿症状を主訴に受診される方が多いため、外来診療中に尿流測定、残尿測定等を行っています。複雑な排尿障害や尿失禁の診断、治療方針の検討の際は、専門的な排尿生理機能検査である尿流動態検査を行っています。また、膀胱鏡や超音波検査等も外来診療中に施行。上部尿路腫瘍が疑われる症例や尿管狭窄の症例の診断には、透視下で逆行性尿路造影検査や分腎尿採取等を行います。経直腸的前立腺生検は1泊入院で、全身麻酔下に手術室で行い実施しています。

主な泌尿器科検査件数
検査名 2018年度 2019年度
膀胱尿道ファイバースコピー 437 466
尿流量測定 242 218
残尿測定 2157 2342
尿管ステント新規挿入 24 13
経皮的腎瘻造設術 5 6
学会発表・論文
The 2nd International Conference for Sperm Bank(Seoul 6/1)
Sperm Banking for Cancer Patients in Japan
Kazumitsu Yamasaki (Chairman:Teruaki Iwamoto)
第114回日本泌尿器科学会茨城地方会(第4回栃木地方会合同)
2019年6月15日(壬生市)
小児期両側鼡径ヘルニア手術に起因する閉塞性無精子症に対し、精管精管吻合術を施行し、自然妊娠に至った一例
内田将央、山﨑一恭、西嶋由貴子
日本アンドロロジー学会第38回学術大会
2019年6月21日(大阪市)
次世代シーケンス解析は非閉塞性無精子症の原因解明に有効か?
福永千香、古城公佑、内田将央、土屋春樹、山崎一恭、岩本晃明、佐藤陽一
日本アンドロロジー学会第38回学術大会
2019年6月21日(大阪市)
家系を対象とした次世代シーケンス解析による新規男性不妊症原因遺伝子の同定と遺伝子改変マウス作製による精子形成に関する検討
野崎瑞貴、上殿千晴、古城公佑、内田将央、土屋春樹、山崎一恭、岩本晃明、佐藤陽一
日本アンドロロジー学会第38回学術大会
2019年6月22日(神戸市)
両側停留精巣固定術既往があり、両側精索静脈瘤を伴うNOAに対して低位結紮術ついでラパロ下高位結紮術を施行し射出精子の出現を得た一例
山崎一恭、渡邉倫子、松下智彦、胡剑麟(Hu Jianlin) 、李铮(Li Zheng)、岩本晃明
American Society of Human Genetics, Annual Meeting 2019,
Houston, USA, Oct. 17 (2019)
Elucidation of the causative gene of non-obstructive azoospermia by whole-exome sequencing.
Youichi Sato, Fukunaga Chika, Kojo Kosuke, Uchida Masahiro, Tsuchiya Haruki, Yamasaki Kazumitu, Iwamoto Teruaki.
第115回日本泌尿器科学会茨城地方会
2019年10月20日(笠間市)
茨城県の泌尿器科施設における妊孕性温存治療の実態調査
山﨑一恭、内田将央、西嶋由貴子
第64回日本生殖医学会学術講演会
2019年11月7日(神戸市)
GWASによる精索静脈瘤関連遺伝子座の探索
濱口惠寛、山崎一恭、岩本晃明、佐藤陽一
第64回日本生殖医学会学術講演会
2019年11月7日(神戸市)
ゲノムワイド関連解析によるInhibin B値関連遺伝子座の同定と遺伝子改変マウス作製によるInhibin B産生に関する検討
藤井亜紀、山崎一恭、岩本晃明、佐藤陽一
第64回日本生殖医学会学術集会
2019年11月7日(神戸市)
両側精索静脈瘤を伴う男性不妊症患者に対する腹腔鏡下精索静脈高位結紮術および顕微鏡下精索静脈低位結紮術による精液所見改善プロファイルの比較
山崎一恭、内田将央、宮田裕理、枝元直子
ISFP 6TH BIENNIAL WORLD CONGRESS
(NY 11/14-16)
SURVEY OF SPERM CRYOPRESERVATION TO PRESERVE FERTILITY IN JAPANESE CANCER PATIENTS: OUR EXPERIENCE
TERUAKI IWAMOTO, KAZUMITSU YAMASAKI, AKIHIKO SUENAGA
第10回日本がん生殖医学会学術集会
2020年 2月26日(大宮市)
山王病院と筑波学園病院における腫瘍治療前精子凍結保存実施状況の比較
山﨑一恭、内田将央、西嶋由貴子、枝元直子、宮田裕理、渡邉倫子、猪鼻達仁、岩本晃明
著作
IJU Case Reports (2020) 3, 8—11
Light-guided renal cyst fenestration during laparoscopic ureterocalicostomy in a patient with left ureteropelvic junction obstruction: A case report
Kazumitsu Yamasaki1, Masahiro Uchida1, Yukiko Nishijima1, Akio Hoshi2, Hiroyuki Nishiyama2
IJU Case Reports (2020) 3, 72—75
Laparoscopy-assisted vasovasostomy for post-herniorrhaphy vas deferens obstruction
Masahiro Uchida,1,2 Shuichi Iida,3,4 Kazuhiko Hoshi,3 Kosuke Kojo,1,5 Haruki Tsuchiya, Kazumitsu Yamasaki,1,3 Jun Miyazaki1,6 and Teruaki Iwamoto1

一般財団法人筑波麓仁会 筑波学園病院

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