腎臓内科

お知らせ

診療科紹介

高齢化社会や、生活習慣病の増加に伴い、慢性腎臓病(CKD)患者はいわば国民病といえる状況となっています。それに対し専門的治療を提供可能な腎臓内科の県内における医師数や設置病院数は、十分に満たされているとはいえない状況です。このような地域医療の現状のなかで、専門医が複数常勤する当科の役割は大きいものとなってきております。

CKDのみならず、腎生検を必要とするような各種腎炎や急性腎不全など多種に渡り診療を行っており、近隣からの紹介も随時受け入れております。

また、日本腎臓学会、日本透析医学会などへの発表、聴講を通じ、医療情報のアップデートを図っており、各種学会より発表されるガイドラインに準拠し診療を行っています。入院診療においては一部クリニカルパスを導入し、診療の水準の均一化を図っています。各自認定医、専門医取得を随時進めており、2014年度は加瀬田医師が新たに透析専門医を取得しました。

外来診療

専門外来として月~金の計6コマの診療を行い、年間述べ4311名(2014年度実績)の各種腎疾患及び生活習慣病の管理を行っています。外来では近隣からの腎疾患の紹介を積極的に受け入れています。また、外来での維持血液透析を月~土の午前・午後の計4クール行っており、約140名の慢性透析患者を管理しています。外来透析では少数ではありますが試験的に、近隣居住で通院困難な患者に対し送迎透析を継続しています。外来でシャントPTAを行っており、近隣透析施設からの紹介も多数受け入れています。今まで透析室単独であったものを、腎臓内科外来を含めた腎センターとして再編成し、保存期から維持透析までを一元的に介入できる体制を整えました。フットケア外来及び、外来維持透析患者に対するフットケアを行っています。

入院診療

腎臓内科入院患者数はのべ407名(2014年度実績)と、2013年度より42名増加しました。 入院主病名内訳では、CKD関連が最も多く、以降は感染症、バスキュラーアクセストラブル、慢性及び急性糸球 体腎炎、心不全、体液・電解質異常、AKI、ネフローゼ症候群、糖尿病加療、等と多岐の病態に渡っています。 2014年年度の当科での維持透析導入患者数は45名で、その大半を入院導入にて行いました。その原因腎疾患の内訳は、 糖尿病性腎症が20名で最も多く、慢性糸球体腎炎11名、腎硬化症11名、急速進行性糸球体腎炎2名、多発性嚢胞腎 1名と続きました。全国平均よりも腎硬化症の占有率が高く、塩分過多の地域に根ざした当科の特色を表しています。

外来診療表、休診・代診情報

外来診療表
休診・代診情報
日付 時間帯 休・代診 担当医師 代診医師・その他
2017.6.16(金) 午前 休診 高田医師
2017.8.14(月) 午後 休診 高田医師
2017.9.5(火) 午後 休診 加瀬田医師

全科の休診・代診情報はこちら

主な疾患

  • 慢性透析患者の合併症治療
  • バスキュラーアクセス治療
  • 末期腎不全の血液透析導入
  • CKD及び生活習慣病の管理
  • ネフローゼ症候群
  • 各種腎炎の管理
  • 糖尿病の管理・体液、電解質異常の管理
  • 多臓器不全時の急性血液浄化
  • 各種アフェレーシス

医師紹介

その他

手術実績(2014年度)
内シャント設置術 82件
人工血管シャント設置術 19件
血管結紮術 7件
シャント血栓摘除術 6件
長期留置カテーテル挿入 37件
血管造影・シャントPTA 105件
検査実績(2014年度)

2014年度は経皮的針腎生検を19例行いました。検査を受けるに至った臨床病名は、慢性糸球体腎炎12例、ネフローゼ症候群5例、急速進行性糸球体腎炎1例です。その結果の病理診断は、IgA腎症9例、微小変化型5例、糖尿病性腎症1例、その他腎炎4例でした。病理診断を踏まえ、その後の免疫抑制治療などの専門的加療を行いました。

学会発表・論文
第44回日本腎臓学会東部学術大会
2014年10月25日
急激に進行する高Ca血症を合併し腎障害を来した多発性骨髄腫の一例
篠崎有希
2014年8月28日
下妻健康教室講演
高田健治

一般財団法人筑波麓仁会 筑波学園病院

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