インフルエンザと風邪の見分け方は初期症状で!

 

インフルエンザ

風邪
初期症状 全身症状が強い (だるさ、発熱、関節痛、筋肉痛、頭痛) 呼吸器系の症状が強い (くしゃみ、鼻水、のどの痛み、咳)
発症 急激に発症することが多い ゆっくり経過することが多い
発熱 38度以上のことが多い 高熱のこともあるが少ない
主な症状 高熱、関節痛、筋肉痛、全身のだるさ、のどの痛み、咳など くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、発熱など
流行 季節性がある(12月-3月) 1年を通して見られる

当院内科医からのアドバイス

最も大切なことは、周囲でインフルエンザが流行っているかどうかです。
流行期は患者数が爆発的に増えるため、典型的な経過を経らない患者さんもたくさんいらっしゃいます。

インフルエンザQ&A

Q.最初に発熱はありましたが、高熱ではありません。風邪でしょうか?
A:インフルエンザの症状には個人差があり、高熱にならない人もいます。また、全身状態が強いことも弱いこともあります。周囲でインフルエンザが流行している時期は、可能性を疑って下さい。
Q.症状が出てすぐはインフルエンザかどうかがわからないそうなので、受診は少し待つべきですか?
A:迅速診断キットの感度は60%~70%です。発症から12時間以内では偽陰性が多いとされていますが、発症後早期から陽性になるケースもあります。
インフルエンザが強く疑われるが検査が陰性だった場合は、症状や流行状況からインフルエンザと臨床診断して治療するか、翌日に再検査して陽性を確認します。
Q.予防接種をしたのに、インフルエンザになってしまいました。ワクチンは効いていないのですか?
A:ワクチンは発症を完全に防ぐことはできず、発症予防効果は約50%程度です。
しかし重症化や、肺炎や脳症などの重篤な合併症を予防する効果があります。高齢者や心臓、腎臓、呼吸器などに持病がある方、免疫抑制状態の方などにはワクチン接種が勧められています。

一般財団法人筑波麓仁会 筑波学園病院

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